なんとなく利権というものがわかってきた気がする
沈まぬ太陽を読んだ。
基本遅読なので全部読むのに半年くらいかかった。長かったなー。
買ったのは映画化する前にヤフオクで入手して、積ん読していたらDVDまで先に出てしまってDVDを見て予習。それから2年くらい経って読んだという。5巻もあるから最初読むのに躊躇しちゃうよね。
読んだ感想といえば、こんな事が実際の日本で行われていた事なのか、ということ。イマイチ利権だの言われても仕組みがわからないからイメージがわからなかったけど、リアリティのある話で書かれているので、実はいま行われているコレもアレも地位や利権を守りたいからなのか!?と考えさせられるものだった。しっかし、あんなずさんな事をやっていてよくバレないものだと思う。本当に正直者は損をする世の中でもあることが十分にわかった。ちょっと他の人とは感想の視点が違うかもね。フィクションと言いながらも殆どがノンフィクション、一人の主人公視点なので多少の誇張があるのはもちろん考えて読んだけど、巻末の参考文献や関連サイト読みながら読んでいったら(だから遅読になる説も、、)本当に行われている事で呆れちゃう。
そんなのを読んだ後に日本海のメタンハイドレートが見つかったけど経産省が油田見つかったとか言って調査目的で邪魔して利権を守ろうとしてるらしいという話や、米からの圧力でオスプレイ配備決定だのニュースなどで聞いたりしてると、誰かの利権を守ろうとしてる魂胆だと勘ぐってしまうね。因にロックフェラーが云々、フリーメイソンが云々言ってるのにはリアリティが無く懐疑的で否定派。
ごり押し・押しつけは、利権を守りたい、外圧によるもの、信念のどれかによって行われるものだと思っていいと思う。逆にうまく利用出来ないものかなw